結婚の条件は決まってる?
「○○様は、どんなお相手がお望みですか?」
「○○様は、どんなご結婚をお考えですか?」
結婚相談所へ行くと、まずどちらかに近い質問を受けます。
アドバイザーやコンサルタントに聞かれないとしても、
結婚の条件を書き込むシートを前に、
必ず答えを迫られることになります。
お相手の年齢は?
最終学歴は?
年収は?
職業は?
住んでいるエリアは?
両親と同居も可?
・
・
・
と、具体的な質問に次々と答えていくわけですが、
これが、実はかなり重要な作業です。
ゲームでも、占いでもないので
その場の思い付きで答えていると、
後々大きく影響を及ぼします。
たとえば、相手の年収希望を50万、身長を5p高くしただけで
そのほかは、あなたと相性ぴったりだったかも知れない人が
マッチングのリストには出て来ません。
つまり「一生出会わない人」リストの方に入ってしまうわけです。
これってもったいないですよね?
年収の50万くらいは、
この先の長い人生でどう変わるか分かりません。
身長は変えられないけど、
もしその違いがわずか1センチだったらどうでしょう?
どうしても、条件やデータ先行にならざるを得ない
結婚相談所の入り口や婚活サイトのマッチングでは、
とても重要な「人柄」の部分が反映されにくい傾向があります。
そこで、まずは、婚活を始めるにあたって、
自分は、どんな結婚がしたいのかを
一度、真剣に自分と向き合って考えておきましょう。
それによって、婚活の仕方も
どんな結婚相談所や婚活サイトを利用するのかも違ってきます。
例えば、
「温かくて、居心地がよくて、楽しい家庭が作れればそれが一番」
「結婚は社会的立場も決めるから、自分の人生をかける事業だと思う」
「やっぱり恋愛して結婚したい。それには価値観や感性が大事」
まずは、こんな感じでいいので、自分が
「これは譲れない」「これだけは大切にしたい」という
結婚のイメージを考えてみましょう。
そうすれば、重視したい条件の優先順位が自然に決まってくるはず。
そして、優先順位の低いものは枠を広げておくことをお勧めします。
それは、妥協ではなく、可能性を広げること。
大切なのは、まず、あなた自身
「自分がどんな結婚を求めているか」
を、真剣に考えてみること。
結婚相談所や婚活サイトは、
それを探すためのサポート役やツールに過ぎないことを
忘れないようにしましょう。
結婚相談所で恋愛結婚できる?
「もうフツーの恋愛結婚は諦めるってこと?」
結婚相談所(結婚情報サービス)に入会することを
ためらう人の中には、そんなふうにネガティブに
考えてしまう人もいるようです。
でも、そんな心配は、実際ポジティブに婚活し
幸せをつかんだ人たちの話を聞けば吹っ飛んでします!
活動を始めてみれば分かるのですが、
どんなに条件が自分の希望に合っていても
いろんなお相手に会うと
「残念・・・好きになれない」
「もしかすると可能性あるかも」
「けっこう好きっ」
「あっ、この人がいい!」
と、やっぱり自分の心が反応します。
そこは、たまたま自分の生活圏内で出会った人と
恋に落ちるのと何ら変わりがありません。
ただ、相手の「背景」や「条件」を加味したうえで
「好きか、嫌いか」
の答えを自分が出すというだけのこと。
でも、それって、順番が逆なだけで、
たまたま出会って結ばれる恋愛結婚も同じですよね?
「結婚」となると、相手の「背景」や「条件」を
後から知ることになるので、
そこで葛藤が生まれたり、周囲との摩擦が起きたり。
そもそも、相手に結婚の意志がまだ固まっていないとか
時には、相手に既にパートナーがいた、
二股だったなんてことも・・・
結婚相談所での出会いの場合、
そういう心配がなく、
お互いに結婚を目指してるということが
分かっているだけに、判断もシンプル。
始めから
「この人と本当に一生支え合って生きていけるか?」
という同じ目線で真剣に向き合う分、
ひとたび絆が生まれれば、そこから愛が深まり
当然、そのプロセスでは、
相手を愛おしく想う高揚感(恋心)も生まれてきます。
結婚相談所を通じて結婚した人たちの感想の中に
「今までのどんな恋愛より、いまがラブラブ!」
「結婚してからずっと恋愛中」
といったコメントがけっこう多いのも、
そのせいではないかと思います。
婚活をするとき注意したいのは、
まだ最良のパートナーに巡りお会えていない自分を
卑下したり、責めたりしないこと。
自分自身を大切にし、
目の前に現れる相手も尊重する心があれば
きっと素適な縁が巡ってくるはず!
結婚相談所や婚活サイトは
そのための可能性を広げるツールです。
大いに利用して、
最高の恋愛、最高の結婚を掴みましょう!!